「HELL GAME β」
HELL GAME続編!
第一話 3rdゲームSTRAT
地獄。
一言に地獄と言っても、地獄にもさまざまな世界が存在する。
悪魔界 通称デビルワールド
鬼界
死神界
無界
などさまざまである。
無界を除く地獄のさまざまな場所で共通することは一つ。
魂を使うこと。
2017年 5月3日
朝山高校ハンドボール部は二泊三日の合宿をするため、バスで揺られながら山の中を走っていた。
草間屋という山の中の旅館に宿泊しながら、部活動に励む予定だ。
多田も二年生へと進級し、後輩もできた。
三年生5人、二年生7人、一年生4人、マネージャー2人の総勢18人。そして顧問の先生。
HELL GAMEのことも忘れ、多田はいつも通りの毎日を送っている。
バスが草間屋の前に着いた。
門に草間屋と書いてあるのだろうが、かすれて読めない。
いつ造られたのかも分からないボロボロの旅館だ。
上田 「ええ!?ボッロ!とても人が泊まるとこじゃねぇよ!」
田頭 「部費を最低限に抑えてるんだ。我慢しろ。裏の体育館はしっかりしてるから大丈夫だ。」
キャプテンの田頭は人望が厚く、厳しい人だ。
旅館から老婆が出てきた。
老婆 「ようこそおいでくださいました。ここは創業200年の草間屋でございます。私はここを経営している草間 明子です。体育館は最近できたばかりなので、近頃は合宿の学生もちらほら。どうぞごゆっくりしてください。」
大きな荷物を各部屋に置いた後、すぐに体育館に向かい練習に励んだ。
その日一日はいつもより厳しい練習となり、部員全員がぼろ雑巾のようになった。
午後7時30分。
多田、山本、鈴木、南の4人が部屋で倒れていると、旅館の人が入ってきた。
名札に草間 輪と書かれてある。おそらく草間 明子の孫だろう。
草間 輪 「もうすぐお夕食でございます。1階のレストランにご案内します。」
南 「はーっ!飯だ!飯だ!」
疲れを感じなくなり、4人は飛び上がる。
レストランにつくと、他の宿泊客は3人しかいなかった。
多田 「一応客はいるんだな・・・・。」
鈴木 「なぁ・・・・さっきの輪ちゃんって子かわいかったな。」
多田 「馬鹿なこと言ってないで喰うぞ。」
夕食は漬物やアユの塩焼きなど地味なものばかりだった。
レストランで食事をして10分を過ぎたころに事件は起きた。
ババンッ!!!
全員 「!!?」
入り口、窓が闇に覆われた。
多田は箸を落とした。
過去の悲劇が頭を駆け抜けた。
多田 「まさか・・・・・・。」
「そのまさかですよ。」
あの声だ。
今回は経験者が多田のみのため、他の人たちは何が何だかわからない。
頭の中に直接声が響く現象に皆おびえている。
田頭 「落ち着くんだみんな!!」
「これより第9回HELL GAMEを開催します。」
鈴木 「多田・・・・・これってお前が言ってた・・・・・。」
多田 「死を覚悟しろよ。全員が生き残れるなんて甘い考えは通用しない。」
ルール説明
死神王から出されたルールに従い行動せよ。
このゲームで脱落したものは地獄に行く。
ゲームが終了するときは、死神王を見つけるか、全員が死亡したとき。
死神王だと思われる人物がいた場合、その者の名前を三回唱えよ。
しかし、その唱えた人物が死神王でない場合、唱えたものが地獄に落ちる。
このゲームは強制参加である。
なお、死神王はこの旅館の中の人間だ。
第9回HELL GAME 参加者名簿
3年 宿泊客
田頭 正人 (たがしら まさと) 岡本 通 (おかもと とおる)
上田 健 (うえだ けん) 岡本 正子 (おかもと まさこ)
青木 礼二 (あおき れいじ) 足立 泰造 (あだち たいぞう)
神谷 宋 (かみや そう)
布川 利安 (ぬのかわ りあん) 草間屋従業員
2年 草間 明子 (くさま あきこ)
草間 輪 (くさま りん)
多田 大樹 (ただ だいき) 石川 咲子 (いしかわ さきこ)
鈴木 祥吾 (すずき しょうご) 高杉 夕子 (たかすぎ ゆうこ)
山本 一誠 (やまもと いっせい)
城戸 真一 (きど しんいち)
二神 春樹 (ふたがみ はるき)
南 圭 (みなみ けい)
佐藤 総悟 (さとう そうご)
1年
生田 健吾 (いくた けんご)
麻倉 斗真 (あさくら とうま)
渡辺 佑介 (わたなべ ゆうすけ)
丸本 匠 (まるもと たくみ)
マネージャー
北原 恵 (きたはら めぐみ)
吉里 志乃 (よしざと しの)
顧問
宮田 光 (みやた ひかる)
総勢 26名
第一話 完



すっごい面白いです!
早く続きがよみたいですo(*^▽^*)o
投稿: きぃちゃん | 2011年6月 8日 (水) 19時56分